夜空に輝く豆知識、トリビアを紹介する ”ほしおとりびあ”
ほしおとりびあを読んでほしおとを迎える頃にはみなさん星に詳しくなっているかも?
今回のテーマは、その4に引き続き「月」です!
月の模様を「餅をつくうさぎ」と例える話は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
では、この模様ってどのようにしてできているか知っていますか?
古くから、月の白い部分を「陸」、黒い部分を「海」と呼んでしました。
海と言っても、本当に地球の海のような水があるわけではなく
月の地下から染み出た「溶岩」によって黒色っぽく見えていると言われています。
この黒い部分の配置や形などで、人々は身近なものの姿に例えて月に親しんでいたのですね。
日本や韓国では「うさぎ」と例える地域が多いようですが
世界各地を見渡せば、地域によってさまざま。その一部を紹介します。
中国:「薬草を挽くうさぎ」「ひきがえるの頭と前足」
アラビア:「吠えるライオン」
東ヨーロッパ、北アメリカ:「髪の長い女性の横顔」
北ヨーロッパ:「本を読むおばさん」
南ヨーロッパ:「カニ」
南アメリカ:「ワニ」「ロバ」
みなさんには月の黒い模様が何に見えますか?
ほしおと!当日に、一緒に月を見上げて、月にいる”なにか”を探して見ましょう~!