ほしおと！ステージに出演してくださる、みらおと！のKsk Pied Piper（ケイスケペイドパイパー）さんにインタビューしました！
当日はksk pied piper a.k.a.Nightmareof Solomon/TSUYOPON/JOKE/INNERMOST future sessionということで4名のグループで演奏していただきます！
ーバンド結成のきっかけを教えてください。
岡崎で実施している”みらおと！”の音楽運営メンバーで気が向いて結成しました。
それぞれ高い音楽意識の中で、違った音楽の感性をもった仲間が集まった新結合が面白そうってことで始めました。
小さい頃から音楽漬けで育ってきたメンバーその価値観の違いとかも楽しめるような感じです(笑)
ーこれまでどのような活動をされてきたのですか？
各自それぞれがバンドやDJ等の音楽キャリアを積んできています。
ここ岡崎では、”みらおと！”の初年度よりの参加や、ジャズストリート岡崎に出演していますね。
OKAZAKI Halloween Night は2003年からもう16年も続けているイベントもやっています。
もともとは、各自がそれぞれの活動をしていて豊富な経験もしてきたのですが
今はこうやってバンド活動も出来る仲間が出来て”音楽”という価値を普段音楽から離れてしまったヒト達に場所も含めて”音楽体験”してもらえたらな、と思っています。
ー各自がこれまでは音楽キャリアを積んでこられたとのことですが、Ksk Pied Piperさんはどのようなことをされていたんですか？
90年代にデトロイトテクノを武器に全米横断ツアーやイビザ島でのパーティーオーガナイズやトラック制作でも複数レーベルと契約し、大物アーティストの編曲やRemixを手掛けてきました。
だけどある日、お客さんは良質な音楽を追求して来ているのではなくて騒げる場所で飲んで踊りたいからで・・・
フロアのお客さんから見た自分は”盛り上げる曲をかけるヒト”でしかなくてDJ としての個性も何もいらない、と思ってしまったんです。
そしたら、もう自分がそういうセミプロクラバーみたいなお客さんを相手にする必要ないんじゃないかなって（笑）
それを境に大衆音楽や大規模パーティについて考えこんでしまう事があって、メジャー活動をある時パタっと休止し、その時の業界で使っていた名前も封印してしまったんです。
普段音楽を聴かないヒトにもっと良質な音楽や幅の広い音楽を聴いてもらいたい、新たな“音楽の価値”を持って帰ってもらいたいな、と思い始めるようになってからは
誰でもないただの音楽を提供するヒトとして日本全国のバーやクラブイベントにゲストで回ってイロイロ活動しはじめました。
ー世界各地で活動されていたのにも関わらず、岡崎で音楽活動を始めた理由は何ですか？
最初は”音楽不毛地帯”って思ったからなんですよ。
実際は、パーティやイベントに行ったことがない、音楽イベント初心者の国だったということが分かったのがきっかけです。
ー岡崎はどんな街という印象ですか？
ジャズを中心に音楽が根付いた街だが、「今は昔」といった状況と感じています。
日常で音楽を傍に置いた生活するヒトが少なく、また音楽イベントに参加する人口が少ない。
そんな状況を自分達のおこなっている”みらおと！” ”まちおと！” ”しろおと！”で変えていければな、と思っています。
ー今回会場となる岡崎公園(岡崎城)は、岡崎にとってどんな存在だと思いますか？
あたりまえで、あたりまえではない場所。よく知っているがあまり行かない場所。
岡崎市内でも屈指の価値のある場所なので、もっともっと面白い場所にしていきたいです。
そのために、「岡崎城というクラッシックな場所」×「良質な音楽」×「大音量」のイベント”しろおと！”もしています。
ー今回出演頂く、ほしおと！のテーマである「星と音の共演」についてどのような印象を持たれましたか？
北米で音楽活動している時に流れ星が落ちまくる満天の星と大自然の中での音楽イベントを数年間やっていたときに体験した
星空と音楽の渦に落ちていきそうな錯覚を日本でまた出来たらいいなと思います。
今回はそこまで出来ないとしても、これまでの経験を活かして「ほしおと！」に来てくれる人達に良質な音楽を提供出来たらと意気込んでいます。
ー今回のほしおと！はお月見がテーマですが普段、お月様みたりしますか？
忙しい日常を過ごしていてめったに見ないので、今回のイベントを自分達も楽しみにしています。
ー最後に、今回のステージへの意気込みをお願いいたします。
自分達がまず楽しみながら、良質な音楽を届けたいと思います。